アナスタシア✳︎ラビリンス
〜アナスタシア✳︎ラビリンス〜
ムッムッ ムッムッ ムッムッー!
茹だるような暑さの中、長袖長ズボンの作業着
にマスク、その上熱のこもりやすいビニール製
の長靴を履き、その作業は行われていた。
室内は40度を超え、暑さ…否!熱さ故の息苦し
さを感じる程なのだが、アヌス拡張機動隊副隊
長の*can*は、ただ黙々と実姉*chaki*のアヌスを拡げていた。
「ムゥ…アナルに何か入ってるような気がするぜぇ…」
実姉chakiがボソリと呟く。
「なにが入ってるの?」
「何がって…!クソ!」
不毛な会話は熱さに消えてゆく。
canはくだらない、とchの言葉を一蹴し、作業に没頭する。
アヌスの拡張は、誰でも簡単に出来るものではない。
その難しさは折り紙付きで、どんなアヌスも完璧に拡張、維持、保存が出来る者は世界に10名は満たないと言われ、中でも拡張したアヌスを所謂※戻しが出来るのは2人…。
この姉妹しかいないのである。
もうお分かりだろうが、アヌス拡張機動隊の隊長は姉のch、副隊長がcanという訳だ。
朝方から妹のcanは、姉のアヌス拡張に精を出している。
理由は簡単。
先日二人でDVD鑑賞をしていた時のこと…。ps3のコントローラーが無くなり、DVDが再生できない状況に陥った。
その後、割とすぐに見付かったのだが…見つからなかった間、chはとても苛立った様で、今後その様なことのないように、アヌスにコントローラーを入れちゃおう!
となんとも素敵なことを思い付いたのである。